井上友一郎が銀座の新風俗を描いた小説を、『幕末太陽傳』の監督川島雄三が映画化!
1955年──。
時代の尖端をいく銀座風俗の中で、生きる人の善意というものが如何にいき難いかということを描く井上友一郎の小説「銀座二十四帖」を、当時新進気鋭の川島雄三監督で映画化。
主演には、現代の世相を損なわず古い女性的な弱さを持つ美貌の人妻に『あした来る人』(1955)の月丘夢路。
人間の良さは良さと受け取る、正義感の強い銀座の花売りの男コニイに『愛のお荷物』(1955)の三橋達也が演じている。
京極和歌子(月丘夢路)は、幼い頃遠い奉天の地で、今ではただ“五郎”としか記憶がない放浪画家に「少女像」を描いてもらい、その絵には必ずGMとだけサインがあった。
“五郎”との再会を夢見る彼女は、その絵を銀座の画廊に持ちこむ。
まもなく桃山豪という男が名乗り出たが,やがて第二の男が現われ桃山はニセであることがわかる。
第二の男はプロ野球のスカウト三ツ星五郎であるが、彼も怪しかった。
一方、銀座の顔役で花屋の三室戸完こと通称コニイ(三橋達也)は、この事件の最初から和歌子に異常な関心を示していた。
彼女は夫の克巳がヒロポン密造に関係しているのを嫌って、一人娘珠代を大磯の自宅に残したまま別居していたが、そこへ突然大阪から姪の仲町雪乃(北原三枝)が上京して来た。
ある日、コニイはポン中の子分のジープ(佐野浅夫)をバー「キャロル」から連れ出そうとしたが、連中と大乱闘を演じ留置場へ放りこまれる。
その中でバーのマスターからGMという名は三室戸五郎のことで、大陸からの引揚者で年は四十才前後ということを聞き驚く。
三室戸五郎とはコニイの実兄だった…。
井上友一郎が銀座の新風俗を描いた小説を、『幕末太陽傳』の監督川島雄三が映画化!
1955年──。
時代の尖端をいく銀座風俗の中で、生きる人の善意というものが如何にいき難いかということを描く井上友一郎の小説「銀座二十四帖」を、当時新進気鋭の川島雄三監督で映画化。
主演には、現代の世相を損なわず古い女性的な弱さを持つ美貌の人妻に『あした来る人』(1955)の月丘夢路。
人間の良さは良さと受け取る、正義感の強い銀座の花売りの男コニイに『愛のお荷物』(1955)の三橋達也が演じている。
京極和歌子(月丘夢路)は、幼い頃遠い奉天の地で、今ではただ“五郎”としか記憶がない放浪画家に「少女像」を描いてもらい、その絵には必ずGMとだけサインがあった。
“五郎”との再会を夢見る彼女は、その絵を銀座の画廊に持ちこむ。
まもなく桃山豪という男が名乗り出たが,やがて第二の男が現われ桃山はニセであることがわかる。
第二の男はプロ野球のスカウト三ツ星五郎であるが、彼も怪しかった。
一方、銀座の顔役で花屋の三室戸完こと通称コニイ(三橋達也)は、この事件の最初から和歌子に異常な関心を示していた。
彼女は夫の克巳がヒロポン密造に関係しているのを嫌って、一人娘珠代を大磯の自宅に残したまま別居していたが、そこへ突然大阪から姪の仲町雪乃(北原三枝)が上京して来た。
ある日、コニイはポン中の子分のジープ(佐野浅夫)をバー「キャロル」から連れ出そうとしたが、連中と大乱闘を演じ留置場へ放りこまれる。
その中でバーのマスターからGMという名は三室戸五郎のことで、大陸からの引揚者で年は四十才前後...